27年前に手がけたお宅を、この度、外部塗装工事をさせていただくこととなりました。その間、点検はさせていただいていたものの内部外部ともにリフォーム等は一切しておりませんでした。 これを機に撮影・コメントをいただきましたので掲載させていただく運びとなりました。
ここからは、K様よりのコメントをそのまま掲載させていただきます。
K 様からのメッセージ
建物は「建ててもらう人」、「建ててくれる人」との相互理解（あるいは信頼）と共同作業の結実にほかならないと思います。その意味で、鈴証建設は望み得る最高の「建ててくれる人」だと思います。鈴木社長には空疎な賛辞は通用しません。愚直なまでの誠実さ、安協を峻拒する、仕事に対する厳しさとこの事は関係しています。
「建ててもらう人」つまり建築依頼者の志向を深く理解し徹頭徹尾、それに応えようとする社長の気概は生活者としての社長ご自身の体験に根差したものに違いありません。「建ててもらう人」に対する親身な助言は、建築の細部を知慮し、自らの体験に裏打ちされた実績的知識と無関係ではなく、むしろ、不可分雑的に関連していることだと思います。
鈴証建設に建てていただいた現在の家に移り住むようになって、はや25年余りが経ちましたが、建物は、立てられた当初に比べて構造的に寸分の狂いも生じていません。つまり、微塵のゆがみも、その他のどんな些細な瑕疵も生じてはいないということ。
ご承知の通り、この国は火山列島、古くから地震と津波とは瞬時たりとも無縁ではあり得ないと言っても過言ではありません。これらの災害にとくに気を配らなければならないことはこの度の大震災を俟までもありません。
建物の基礎部分（土台）はとりわけ頑丈なものにしてほしいとの私たちの要望を快諾され、100％実現してくださったことを有難く思っています。建物自体の超弩級の堅牢さはもちろん、その遮音性・気密性等々の特徴は鈴証建設の扱う輸入住宅の一般的特性であろうと思います。
暑い夏の日の外出から帰ってきて一歩、家の中に足を踏み入れるや、まるで木陰に入ったかのような“涼しさ”を感じることに軽い心臓病に悩む妻は殊のほか喜んでいます。
